iTRADE 「反映法」始動 (第3回):野川氏のコメントを振り返って

当初(去年4月の時点)、「足きり法」に期待するところがあり、コメントでも、それがうかがえます。
登録銘柄・登録除去機能など、新たにiTRADEにつけてもらったエピソードも紹介します。
先日の7月7日20時からの無料セミナーで、
野川さんがこれらの機能を利用してストラテジーを作成した紹介がありました。


それでは野川さんのコメントを供覧していきましょう。


<野川 徹 2016年4月8日 12:40 AM>

レポートをありがとうございました。

私も、ikechanndesu(LOGでは本名)の足切り法、本当に効果があるものかどうかずっと気になっていますので、
今後も是非追加レポートをお願いします。(a)

もし、その効果が明らかに認められるようになった場合、iTRADEにこの機能を追加することを考えています。
現在ikechanndesuさんが苦労しておられるバックテストを、もっと簡単に実行できるようにするための機能です。
(現在は基本的な機能の拡張だけでも手一杯ですので、なかなか新しい機能に手が回っていませんが、近い内に
新機能の拡張も開始する予定になっています。その時までに、次の成功レポート頂けますと、機能追加の可能性が
高くなります)(b)

それから、研究生候補はぜひとも目指してください。
私の中では、本当にikechanndesuさんの足切り手法が機能するかどうか確信が持てなかったので、今回はikechanndesu
さんを研究生候補から外しましたが、この手法が機能するのであれば、是非研究生候補に入って頂き、更に様々な派生
手法を編み出して頂き、研究生まで目指して頂きたいと思います。
それだけの価値ある手法を開発しておられると思っています。
(c)

ただ、そのためにはもっと多くの事例が必要になります。
再現することがなかなか難しいだけに、そこに隙間が残されてる可能性もあります。
今後も引き続き頑張ってください。期待してます!
(d)


(a)については、
私が好きで勝手にやってることで、貴重な野川さんの時間を取ってコメントもらえるので、
月1~2回のペースで、この後もレポート提出してました。
また、一方で実現の可能性の少ないことが、野川さんは、この時点で感じ取ってることもわかります。

(b)については、
<野川 徹 2016年4月11日5:18 PM> のコメントで
本日、開発元と打ち合わせをしまして、今後の開発の優先順位を決めてきました。
ポートフォーリオ機能に、
①取引銘柄リスト機能(例:225構成銘柄、TOPIX30構成銘柄・・・)
②除外銘柄リスト機能
この2つを追加することを決定しました。以下 略

があり、このように素人(凡人)のアイデアにも対応してくれ、相乗効果になってるように思います。
ましてや、「才能あり」と自分で思う人や、すでに他のシステムを利用したことのある人であるならば、
現在も機能拡張や使い勝手の向上を図ってる時でもありますから、色々と要求を出せば改善も通りやすく、
自分好みの機能も装着できるかもしれません。
現に、キャンペーンで利用してる人が、先日のセミナーにも参加してて、要望や使い勝手について意見を
スタッフがアンケートとして、聞いてましたから。

後日、野川さんの判断では「足きり法」は、iTRADEには無理とのことでした。
別の視点からのアプローチしてみては?とのことでした。
結果が全てですし、1年くらいで、どうこうなるテーマではありませんが、
「反映法」に利用していくことを自分では考えてるんですが・・・。決めるのは野川さんですから。

(c)については、
京都ラボ・研究生はチームとしてやっていくもので、参加は無理とのことでした。
BOに関しては、PL法より確率が高いのでは?と自分なりの評価をしたんですが、ダメでした。
結果が全ての世界ですから、しょうがないですね。
「凡人」査定の結果を受けるのは、だいぶ先ではありますが・・・。

結果は出せませんでしたが、
累積ネット損益%=利益という形で、iTRADEを利用して色々なテーマを検証し、十分ハマっております。
また、野川さんが言ってたように、その過程で、色んな基準や手法といったものを開発しました。
これらが無ければ「反映法」にはたどり着けなかったと思っています。
「反映法」の査定は、まだ、受けてませんが、
セミナーでのセミオートを使ったストラテジーと、ほぼ同時期に完成したのは偶然ではないと思ってます。

(d)については、
この部分は、短いですが、深いですね。

「多くの事例が必要」
野川さんが求めてるのは、BOのみに効果の限定したものではなく、多くの戦略に対応するもの。
色んな局面に対応できるものなんですね。
そのためには成功事例・効果のある事例の、ひとつひとつの検証の積み重ねしかありません。

一つ見つけて「聖杯」見つけたと言ってるikechandesuのようではダメですよね。

「再現するのがなかなか難しい」
iTRADEで累積ネット損益%やこれまで私が開発してきた手法で、何とか信じてやるしかありません。
大きなテーマであるだけ成功すればすばらしいし、できなくてもあたりまえですから。
しかし、再現できなければ、当然ながら「価値なし」ですから。

「再現」とは、たまたまうまくいくことではなく、何回やってもうまくいかなければならない。
ただ、「相場のことは相場に聞け」といわれているように、
こと、相場に関しては、相場における局面自体が流動的であり、個人投資家などもいて、
再現性が確定しているものに当てはめるのとは違い、はずれても許されることが多い。
つまり、そこに次々に「隙間」が出てくるのではないかと勝手に思ってしまう楽天的な私です。

「そこに隙間が残されている可能性もあります」
可能性、も、という言い回し。私が言った「隙間」とは意味合いが違うかもしれません。
儲けるためには、この「隙間」部分を、他の人より早くやって取ってしまう(取り切ってしまう)。
皆に知られてしまえば、ほとんど儲けれなかったり、逆に資金で押し切られたりする。

しかし、そんなに簡単に良い「隙間」なんか見つかりませんよね。

以前にも紹介したGCI創業者の山内氏は、
新規設立ファンドに対して、「1年に1個、本当に使い物になるものができるかどうか」といっています。

http://itrade.tokyo/info/images/88x31.png